43歳恋日記

アラフォー女の恋愛日記です

逢瀬

仕事が終わってからのキラキラ☆イルミネーションデート、祝日の昼間からの鎌倉デートなんかでは、本当にお互いを理解することなんてできなかったんだろう。

逢瀬を繰り返していくうちに、どんどん現実は見えてくる。

 

私が彼と外で会ってるってことは、その間に娘ちゃんを見てくれている人がいるわけで、実家が近くにあるわけでもない彼は、要するに、助けてくれる人は元奥さんなわけで。まだ離婚して間もないのだろうし、母親が娘に会いたいのも当たり前だし。

事情は分かっても複雑な気分。

 

そんな大人の事情は置いておいて、アラフォーの恋は盲目的に進んでいく。

 

初めてうちに来た時も、なんとなく大した男ではない?と気づいていたけど、久しぶりの純情な自分に酔っていたんだと思う。キラキラの目は何も見てなかった。恋してる自分だけ。

 

「人間は幸せを前にすると急に臆病になる。
幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気がいる。」

 

そんな下妻物語のセリフを思い出しながら、自分を奮い立たせたりもしていた。

次の週末は初めて現実と向き合う。娘ちゃんに会うんだ。

 

まだ、なにもわかってなかった。。